どうも♪管理人です♪
「赤と青はライバル関係を表す色である」
というのをあなたはご存知でしょうか?今回は色々な場面で使われる赤と青のライバル関係の例をまとめてみました♪
赤に対抗する青の存在
①商品のパッケージ
もともと赤い色というのはとても目立つ色で色々なさまざまな商品のパッケージに使われている色です。スーパーの棚などを見てもらうとわかると思いますが、赤を採用している商品は結構あります。赤はパッと引きつける色なのです。
一方で青というのは元々は商品のパッケージなどにはあまり使われてこなかった色です。理由は青には食欲を減退させてしまう効果があるから。せっかく商品を買いに来たのにお客さんの欲を抑え込んでしまうと商品が売れなくなってしまいます。
ところがあまりにも赤を始めとする暖色系の色がパッケージとして使われることが増えました。するとどうでしょうか?棚には赤やオレンジなどのパッケージの商品ばかり。そのため色によって注意をひくという効果が薄れてしまったのです。
そこに目を付けた各企業は青をパッケージに取り入れたのです。なぜなら「赤ばかりの商品の中に青の商品が混ざっていたらそちらが目立つから。」です。
そのためとても強い赤に対抗する色として青が重宝されるようになったのです。
②企業のコーポレートカラー
同じ業界でもライバル関係にある会社はコーポレートカラーが赤と青で別れている場合があります。
※コーポレートカラーというのはその企業を象徴する色のことです。
代表的なのは飛行機業界。まずはこちらの写真をご覧ください。
こちらは日本航空(JAL)の飛行機です。注目するのは羽の部分のマーク。赤い色を採用していますよね?
もう一方でこちらの写真もご覧ください。
ちょっと見にくいですがこちらは全日空(ANA)の飛行機です。こちらはロゴに青のカラーが採用されています。
もちろんどちらの会社も単にライバルだからという理由で色を決めたわけではないと思います。でも実際に同じ業界の会社同士で赤と青の色が使われているということは少なからずお互いを意識するライバル関係であると考えていいのではないでしょうか?
他にも例えば銀行業界なら三菱東京UFJは赤、みずほは青。飲料メーカーならコカ・コーラは赤、ペプシコーラは青といった具合に様々な業界で赤と青のライバル関係の図を見て取ることができるのです。
他にも業界ごとにライバル関係にある会社が赤と青を使っているかもしれません。そういう点から見てみるのも楽しいかもしれませんね。
③スポーツチームのカラー
私はサッカーが好きなです。サッカーにおいてもライバル関係にあるチームが赤と青で分かれていたりします。
代表的なのがイタリアセリエАに所属するACミランとインテルミラノの関係。どちらもミラノに本拠地を置くサッカーチームです。ACミランには本田圭佑選手、インテルミラノには長友佑都選手が所属していることでも有名ですね。
ACミランは赤と黒をチームカラーにしている一方、インテルミラノは青と黒をチームカラーにしています。同じミラノのチームですが赤と青ということでまさにライバル関係を表しているわけです。実際両チームの試合はミラノダービーと呼ばれ毎回熱くなること必至!!
今回はサッカーの事例ですが、あなたの好きなスポーツでもライバルチーム同士で赤と青に色がわかれているなんて事があるかもしれませんね(^^)
まとめ
- 赤と青はライバル関係を示す色である
- 赤と青は商品、企業、スポーツチームなど様々なところでライバル関係を表す色として使われている
参考書籍
『史上最強カラー図解 色彩心理の全てがわかる本』山脇恵子著 (ナツメ社)
『人生が豊かになる色彩心理』宮田久美子著 (ナツメ社)
『色づかいで人を見抜くカラー読心術』河野万里子著(こう書房)