今回は黄色についてそのイメージや使い方をお伝えしていこうと思います。
黄色のイメージ
身の回りにある黄色のものというとあなたはどういったものを思い浮かべますか??食べ物ならバナナやレモン、花ならヒマワリ、動物ならヒヨコが黄色をイメージさせてくれるものかもしれません。
黄色は明るさ、元気さ、暖かさ、希望、幸福、喜びといったイメージを与える色といわれています。
確かに黄色いものというのは輝いているイメージがありますしポジティブな印象を与えてくれるものなのでしょう。何となく前向きな気持ちにさせてくれるものなのかもしれません。
一方で黄色には注意や危険といったイメージを与えることもあります。身近な例でいえば信号の色ですよね。信号は赤、青、黄色の三色ですが黄色はまさに「注意してくださいね」と車やバイクの運転手、あるいは歩行者に訴えかけているわけです。
またこのように踏切にもよく使われる色でもあります。『人生が豊かになる色彩心理』宮田久美子著 (ナツメ社)によると黄色と黒の組み合わせは最も遠くからでも認識できる組み合わせの1つだそうです。
確かにパッと目を引く組み合わせですよね。こういうところでも黄色の注意とか危険といったイメージを与える効果は役に立っています。
黄色をどのように使うべきか?
人と仲良くなりたい時に
黄色は明るさや元気さなどポジティブなイメージを与えてくれる色なので、誰かと親しくなりたいとか明るさをアピールしたいなんて時に使うといいでしょう。
ただ前面に黄色を押し出すとど派手なイメージになりますし、印象も強くなりすぎてしまいます。どの色にも共通して言えることですが時と場合によっては「主張しすぎる」こともあります。そのためファッションなどでもワンポイントに黄色いアイテムを入れるなどほどよくアピールするのがいいのではないでしょうか?
この鹿なのか何なのかわからない動物はさておき、こういう風にさりげなく黄色を取り入れてあげると明るさとか元気な自分をアピールできるかもしれません。でも写真のように腕を組むと警戒していると捉えられることもあるので気を付けましょう(笑)
まとめ
- 黄色には明るさ、元気さ、暖かさ、希望、幸福、喜びといったイメージを与える効果がある。
- 逆に注意や危険といったややネガティブなイメージも併せ持つ
- 人と親しくなりたいときにワンポイントで入れてみるといい。
参考書籍
『史上最強カラー図解 色彩心理の全てがわかる本』山脇恵子著 (ナツメ社)
『人生が豊かになる色彩心理』宮田久美子著 (ナツメ社)
『色づかいで人を見抜くカラー読心術』河野万里子著(こう書房)