こんにちは「色彩心理で人生に彩りを」の管理人です。
前回の記事では 色彩学についてお伝えしましたが、今回は心理学と色の関係について書いてみようと思います。色彩学についての記事と合わせて読むことで「色彩心理」についてザックリとではありますが理解できるようになるはずなので、ぜひ合わせてごらんになってみて下さい♪
そもそも心理学って何?
読者の方の中には「いやっ、そもそも心理学ってどういうものなの?」と思っている方もいるでしょう。そこでまず最初に心理学について簡単にお伝えさせていただきます。
心理学というのはその名の通り人の心を対象にした学問の事です。心理学といっても色々あると思いますが、大きく分けて「基礎心理学」と「発達心理学」というものがあります。2つの違いもざっくりと説明してみますね♪
基礎心理学とは?
これは簡単に言うと人の心の動きや行動を理論的なものやその法則を研究したものです。社会心理学とか、発達心理学なんていうのはこちらの領域に入ってきます。
応用心理学とは?
文字通り心理学を私たちの普段の生活に役立てようというのが応用心理学になります。こっちは基礎心理学によって得られた法則とかをうまく活かしていこうよっていう分野ですね。
ちなみにというか当然ですが色彩心理学はこちらの分野に入ってきます。色を実生活に活かそうという学問ですから。
色彩心理学ってどういう分野で扱われてるの?
色っていうのは様々なところで扱われています。例えば基礎心理学の中にある知覚心理学や認知心理学では、「色が人に対してどんな刺激を与えているのか?」っていうのが研究されていたりします。興奮させるのか?とかはたまた落ち着かせるのか?とかそいういう
さらに基礎心理学から普段の生活に活かす応用心理学の分野ではたとえば「色の違いによって物を買いたくなるのか?」とかそういうところに活用されてますね。広告とかもまさにそう。
なのでかなり大雑把に言えばほとんどの分野で色について取り扱っていると言えるでしょう。私たちの日常の中にはいたるところで色について工夫がなされているはずです。
たとえばお店のデザインとかでも当然ですが色のこと考えますよね?カフェとかだったら「お客様に居心地のいい色ってどんな色だろうか?」とか考えているでしょうし、そういうのをアドバイスするコンサルタントの方もいますからね。
このように私たちの日常の中の様々なところに色はあってそれが私たちに影響を与えています。そのためこれからさらに様々な分野で色についての研究が進んでいくのではないかと思います。
まとめ
こんな感じで今回もものすごーくざっくりと色と心理学の関係について書きました。とりあえず心理学の中のたくさんの分野で色について研究されてるんだなっていうのを覚えていただければと思います。
さらに詳しく知りたい方は参考書籍を乗せておきますので、そちらも読んでみてください♪
それでは失礼します。
参考書籍
『史上最強カラー図解 色彩心理の全てがわかる本』山脇恵子著 (ナツメ社)