どうも♪管理人です♪
今回は身近な例として私が時々利用するドトールコーヒーの看板の色についてお話したいと思います。
ドトールの看板ってなんで黒と黄色なの?
出典:ドトール
bymariemon
お店の存在をアピールするため
ものの見えやすさの事を「視認性」といいます。この視認性は色の明度の差によって決まると言われています。
明度とはその名の通り明るさの度合いのことですが、明るいと明度が高く暗いと明度が低いというわけです。
そしてこの明度差があるとパッと見た時にとてもものが見やすくなるというわけです。
では黒と黄色の組み合わせはどうでしょうか?
黒の明度は最も低く黄色は明度がかなり高いためこの2つの組み合わせは明度の差があります。そのため視認性が高くみやすいと言えるでしょう。
この黄色と黒の視認性の高さは色々なところで使われていますね。たとえば踏切。
↑のように踏切には黒と黄色の組み合わせが使われています。これは遠くから見た時に「ここに踏切があるよ。注意して。」ということを事前に知らせる役割を果たしているのです。
ドトールもこの黒と黄色の視認性の高さを利用して「ここにドトールコーヒーがありますよ。」と道行く人たちの注目を集めているわけですね。
街中には色々なお店がありますがドトールの看板はとても目につきます。目に付くということは存在を知ってもらえているというわけです。
いくらお店のサービスや商品が良くてもまずその存在を知ってもらわなければお客様は来ません。そのため「自分たちの存在を知ってもらう」という点でいえば黒と黄色の看板を使っているドトールの作戦は成功していると言えるのではないでしょうか?
まとめ
- 黄色と黒の組み合わせは視認性が高く目立つ組み合わせ
- ドトールは黒と黄色の組み合わせで存在をアピールしている
参考書籍
『史上最強カラー図解 色彩心理の全てがわかる本』山脇恵子著 (ナツメ社)
『人生が豊かになる色彩心理』宮田久美子著 (ナツメ社)
『色づかいで人を見抜くカラー読心術』河野万里子著(こう書房)
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